2009年7月30日木曜日

Cider公開しました

本日、iPhoneソフト用ライブラリーCiderをgithubに公開しました。
とは言うものの、今の所はISTableViewCellクラスしかありません。
今後、便利に使えそうなクラスを追加してフレームワーク的にしていければと思っています。

http://github.com/katsuyoshi/cider/tree/master

さて、ISTableViewCellは、UITableViewCellをテキストの編集が出来る様に拡張したクラスです。
UITableViewCellで用意されているスタイル(レイアウト)そのままで編集が出来る様になります。
UITableViewCellのサブクラスを(別途)用意したり、IBでデザインする事なくテキストの編集が出来る様になるので便利ではないでしょうか。

使い方は簡単で、UITableViewCellを使う様に、ISTableViewCellのインスタンス化時にISTableViewCellEditingStyle...から始まるstyleを指定するだけです。(ISTableViewCell.hに定義があります)

cell = [[[ISTableViewCell alloc] initWithStyle:ISTableViewCellEditingStyleDefault reuseIdentifier:CellIdentifier] autorelease];



下はサンブルのUITableViewCellSampleを実行した時のスクリーンショットです。
上の4つのセルは従来のUITableViewCellで、下の4つがISTableViewCellになっていて、テキストの編集が出来ます。




気になる点/注意点

  • ハイライト時のアニメーション処理をしていないため、文字の色が戻る時に時差があります。

  • textFieldのtextColorを変更する場合はcellに対して設定します。(UITextFieldがhighlightedTextColorを持っていないため)

  • -initWithStyle:reuseIdentifier:でISTableViewCellStyle...から始まるstyleを指定するとUITableViewCellのインスタンスを返します。ISTableViewCellのつもりでtextField/detailTextFieldにアクセスすると例外が発生します。サブクラスを作る時に混乱するのでISTableViewCellを返す様にしました。


もともと、UITextFieldがhighlightedを想定した作りになっていない様なので、highlightさせる事は少ないのではないかと思うので、保留とさせて下さい。
(妙案がありましたら教えて下さい)


追記:
UITableViewのstyleがUITableViewStylePlainかUITableViewStyleGroupedのどちらが使用されているかは、ISTableViewCellのsuperview(=UITableView)で判断しています。
しかし、作り方に依ってsuperviewが得られない場合があり、フォントサイズが適切なサイズにならない場合があります。
その場合は明示的にフォントを指定して下さい。


cell.textField.font = [UIFont boldSystemFontOfSize:17];



デフォルトのフォントサイズは次の様になります。

UITableViewStylePlain

  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Default


    • textLabel(textField): 20

    • detailTextLabel(detailTextField): -


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Value1


    • textLabel(textField): 20

    • detailTextLabel(detailTextField): 20


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Value2


    • textLabel(textField): 13

    • detailTextLabel(detailTextField): 15


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Subtitle


    • textLabel(textField): 18

    • detailTextLabel(detailTextField): 14




UITableViewStyleGrouped

  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Default


    • textLabel(textField): 17

    • detailTextLabel(detailTextField): -


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Value1


    • textLabel(textField): 17

    • detailTextLabel(detailTextField): 17


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Value2


    • textLabel(textField): 13

    • detailTextLabel(detailTextField): 15


  • ISTableViewCellStyle(Editiing)Subtitle


    • textLabel(textField): 18

    • detailTextLabel(detailTextField): 14


2009年7月22日水曜日

iRubyKaigi2009使っていただきありがとうございました

iRubyKaigi2009の応募は29名と少なめでしたが、挨拶させていただいた際に「使ってます」とか「知ってます」或は「
使ってるの見ました」という話をいただき嬉しかったです。
ありがとうございました。

会期中にも配ろうと思って付箋掲示板の方にurlを書いてましたが、デバイスIDの取得方法を書いてなかったので、デバイスIDの事が分からなくて応募出来なかった方がいたら申し訳ありません。

帰りがけに、セッションの資料や動画もiRubyKaigi2009から見れる様にしたらAppStoreから配信出来るなとか考えましたが、Ustream、slideshare共にFlashで構成しているので、iPhoneからは無理ですね。
いちいち検索しなくても良いから便利かなと思ったんですが、残念です。


森 琢磨さんのRubyをつかったiPhoneアプリケーション開発でiRubyKaigi2009が出てきたのにはびっくりしました。

RubyKaigi2009 day3 中会議場-07 RubyをつかったiPhoneアプリケーション開発

森さんの発表では、例としてリモートirbで画面の調整(色等を変える)をするデモがされました。
これを発展させていくとオブジェクトブラウザーを作ったり、調整で変更した分を書き出したりする様なツールが出来たりするんじゃないかと思いました。

色々な可能性を秘めた取り組みなので、今後注目していきたいと思いますし、どこかで係っていけたらなと思います。

2009年7月16日木曜日

iRubyKaigi2009最終更新しました

昼から申し込んでいただいた方の分に対応しました。
こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download


全部で29名の方から応募がありました。ありがとうございました。
一応確認しましたが、もし漏れてる方やインストール出来ない等ありましたら問い合わせホームより連絡下さい。
21:00くらいまで連絡頂ければ対応出来ると思います。

http://iphone.itosoft.com/contact

明日から開催される日本Ruby会議2009でiRubyKaigi2009が少しでもお役に立てたなら幸いです。


私も明日から参加しますので、見かけましたらよろしくお願いします。

iRubyKaigi2009申し込み締め切りました。

iRubyKaigi2009申し込みありがとうございます。
17:00をもって申し込みを終了しました。

昼から申し込んでくれた方の分はこれから取りかかります。
30分以内に更新出来ると思いますので、もう少しお待ち下さい。

iRubyKaigi2009更新しました

午前中に申し込んでいただいた方の分に対応しました。
こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download

また、機能を追加しバージョン1.3にしました。
普段英語環境で使われている方が、セッション情報を日本語表示に切替えれる機能を追加しました。(日付やメッセージは英語のままです。)

日本語環境で使っている方には、変化はありませんので必ずしもバージョンアップする必要はありません。


日本語表示への切替は、設定アプリで行ないます。
ContentsグループにJapaneseというのがありますのでONにします。



次回iRubyKaigi2009起動時に、自動で更新を開始します。更新が完了すると日本語で表示されます。
英語に戻す場合は設定をOFFにして起動し直して下さい。

今の所予定はありませんが、バージョンアップするとJapaneseがONになっていても英語表示に戻る事がありますので、その場合は手動で更新すると日本語表示になります。


尚、セッション情報が更新されていますのでiRubyKaigi2009をご利用の方は、更新ボタンで更新する事をお勧めします。

iRubyKaigi2009更新しました

昨夜から申し込んでいただいた方の分に対応しました。
こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download


Automatorにる自動化を一部導入して、0:00頃一度上げ直したのですが、どうもうまくいってなかった様です。
0:00から8:40くらいまでダウロードされた方は不具合があったかも知れません。
不具合があった場合は、恐れ入りますがもう一度ダウンロードをお願いします。

2009年7月15日水曜日

iRubyKaigi2009更新しました

昼から申し込んでいただいた方の分に対応しました。
こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download

Ad Hoc配信の締め切りについて

iRubyKaigi2009のAd Hoc配信申し込みの締め切りは、今日いっぱいの予定でしたが、ホームページに書き漏らしていた事と、セッション情報の更新に対応し余裕が出来た事から、明日16日の17:00までに延長します。

ご検討されている方は、締め切りまでにお申し込み下さい。

iRubyKaigi2009更新しました

午前中に申し込んでいただいた方の分に対応しました。
こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download

iRubyKaigi2009更新しました

昨夜から申し込んでいただいた方の分に対応しました。

また、バージョンアップしていますので、既にダウンロードされている方にもインストールをお薦めします。
(一応ファイナルバージョンのつもりです)

こちらからダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download



今回のバージョンは1.2になります。
前回はバージョン情報を更新するのを忘れていました。
バージョンアップされた方はなかなか最新版に反映されなかったと思います。
申し訳ありませんでした。


1.2での大きな変更点は、設定が追加になった事です。
基本的には使う必要はありませんが、セッション情報の取得ができなくなったり異常が発生した場合の対策です。

設定アプリを起動し、



iRubyKaigi2009の所で設定します。




2つの項目があります。




Use sub siteをオンにすると、セッション情報取得をサブサイトから取得します。
これは、公式ページから情報を自動取得出来なくなった場合(構成が想定していたものから変わってしまった場合)や、サーバーがダウンした場合の対策です。

サブサイトには、私が手作業で更新ファイルをアップしてそこから更新していただくという予定です。
実際に、更新する余力があるかどうかははっきりしませが、一応手段として用意しました。

また、設定が必要になる場合は、こちらで通知致します。




Clear data filesをオンにすると、次の起動時に更新データをクリアーし、初期状態に戻します。
一応ないはずですが、更新時に不具合が出て更新データが異常な状態で保存された場合の対策です。

起動すると、設定をオフにするので、あらためて設定をオフにする必要はありません。




その他の点は、以下の通りです。

・データ更新処理の改善
・概要やプロフィールが長い場合に大きな余白が出るのを修正
・Favoriteマーク(左の●)を修正
・終了時に選択されていた日付を次回起動時に再現


データ更新用のサーバーも現在動作していて、10分毎に更新しています。

2009年7月14日火曜日

セッション情報更新しました

手作業でですが、セッション情報を更新しました。
iRubyKaigi2009のセッション一覧画面左下の更新ボタンで、現時点(18:30)の情報に更新されますので、お試し下さい。


尚、現在細かい修正をしていて、明日には最新版に更新したいと思います。

iRubyKaigi2009更新しました

午前中に申し込んでいただいた方の分に対応しました。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download

こちらからダウンロードをお願いします。


午前中の不具合ですが、無事にインストール出来た事の連絡を受けました。
私の手順にミスがあったと思われます。
現象に遭遇された方には、ご迷惑をおかけしました。

不具合の報告がありました

iRubyKaigi2009のインストールがエラー(0xE8008016)が出て出来ないという報告がありました。
大変、ご迷惑をおかけしております。

私の方で、バイナリー作成手順が間違っていたかもしれないので再度作り直しました。
同様の不具合が発生した場合は、再度ダウンロードして更新していただければと思います。

不具合が出た場合の対応として、Appleの方の情報がありましたのでリンクさせていただきます。

http://support.apple.com/kb/TS1702

AppStore経由での内容ですが、次の用な事を試してみて下さい。

・再度同期を試す。
・一度アプリをiTunesから削除し再インストールする(iTunesも再起動した方が良いかも知れません)
・iTunesが最新か確認する
・iPhone/iPod touchを再起動する

iRubyKaigi2009更新しました

昨夜から申し込んでくれた方大変お待たせしました。
只今対応しましたのでご利用下さい。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download

また、このバージョンから情報の更新機能が付きました。

もし、昨日インストールされた方でこのバージョンに更新して不具合がある様でしたら、一度アプリを削除しiTunesの同期設定でiRubyKaigi2009に再度チェックして再同期していただきたいと思います。
それでも不具合がある様でしたら問い合わせフォームからご連絡下さい。

http://iphone.itosoft.com/contact

ただ、サーバー側での更新作業はまだ対応しておりませんので、実際に反映されるのはもう少しお待ち下さい。
更新の動作を確認したい場合は、日本語環境で更新作業(同じデータなので変化ありません)してからiPhoneの言語を英語に切替えると更新ボタンで英語に更新される事が確認出来ます。
戻す場合は、日本語にして更新して下さい。


今後の予定ですが、サーバー側の更新処理を実装します。
また、開催期間中に対応出来ない場合に自動処理で対応出来なくなったり、サーバーがダウンした場合の対策を盛り込みたいと思っています。
その場合は、再度ダウンロード頂く事になると思いますので、よろしくお願いします。

2009年7月13日月曜日

iRubyKaigi2009 Ad Hoc 配信開始しました

 iRubyKaigi2009 Ad Hoc 配信へ申し込みありがとうございます。

 本日申し込んでいただいた方のデバイスを登録しiRubyKaigi2009を公開しました。
お手数ですが、ダウンロードベージよりダウンロードをお願いします。

http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s/download


 現バージョンでは、セッション情報をアプリ内のファイルに所持しています。
そのためセッション情報が変更になった場合に追従出来ていません。
 お手数をかけますが、1716日の夜か1817日にもう一度ダウンロードしていただく様お願いします。
 また、1817日以降の変更には対応出来ない可能性が高いです。
ご迷惑をかけますが、ご了承下さい。


 尚、確約は出来ませんが、アプリ内から情報を更新する方法も検討しています。

 いずれにしろ、もう一度ダウンロード頂く形で、ご難儀掛けますがよろしくお願いします。


訂正:
日付が間違っていましたので訂正しました。申し訳ありません。

2009年7月12日日曜日

iRubyKaigi2009

2009年7月17日から19日まで学術総合センター(東京都千代田区)で開催される日本Ruby会議2009に参加します。

これに併せて、日本Ruby会議2009のセッション情報を表示するiPhoneソフトiRubyKaigi2009をオープンソースとして公開しています。
http://github.com/katsuyoshi/irubykaigi2009/tree
iPhone Developer Programに参加している方は、お試し下さい。

iPhone Developer Programに参加していない方にも、ご利用頂ける様にAd Hocによる配信を致します。
希望される方は、下記ページをご覧下さい。
http://iphone.itosoft.com/irubykaigi2009s

Ad Hocによる配信は台数が制限されているため、希望される方はお早めに申し込み下さい。